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日本の新幹線は乗っていると、ゴー、て音だ。 スペインの新幹線は乗っていると、ガタンゴトン、て音だ。 田園か、野原か、荒野の中を走る。 新幹線に乗っているはずなのに、妙にゆっくりした気分だ。 速いのか遅いのか分からん。 なんか新幹線という言葉に対する概念が違うような気がした。 添乗員さんが、日本で言うところの新幹線、と言っていたからそうなのだろうが。 美人だったから彼女の言葉を信じる。 でも、スペインのアトーチャ駅にはでかい植物園がある。 自称新幹線の発車までほとんど時間がなかったから、友人と全力ダッシュで植物園まで行って、微力ダッシュで中を見て回り、全力ダッシュで集合場所に戻ったら、引率の先生がもっとギリで戻ってきたから、添乗員さんが焦ってた。 で、街を歩くと、ニーハオ、と声をかけられる。 笑顔で、コンニチワ、と返す。 空港とホテル以外は、駅でも店でも英語が一切通じない。 空港の英語はまともだが、ホテルの英語はかなり怪しい。 あまりに通じないので英語で話し掛けられた瞬間、日本に帰ってきた、と感じてしまったくらいだ。 因みに「航空券の行き先がおかしいのですが。他にチケットは?」と、搭乗ゲートで捕まった際だ。 マドリッド→ヘルシンキのはずがヘルシンキ→マドリッドのチケットだった。 窓口で間違えて発行してしまったらしい。 いくら言葉が通じても、私は大雑把な会話しかできないから、かなりヒヤヒヤした。 ふと、思い出した。 |
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